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林田力『こうして勝った』AKB48

AKB48前田敦子がブログで見せた弱音に好感

AKB48の前田敦子がオフィシャルブログで弱音を吐いた。結成時からグループを引っ張ってきたAKB48の顔というべき存在が見せた弱音に対し、ファンは好意的な反応を寄せている。
前田のブログの22日付の記事「久しぶりに」では「明日のためのフリ入れが、たった今終わりました」と報告する。投稿時間は1時9分であるため、日付の上では明日ではなく、当日になっている。前田は「途中参加で焦ってます」とし、「明日集中するしかないな」と述べる。
「一旦一息つけたと思ったら、また次が、そんな感じの毎日」を送っており、「頭の中が停止してしまう」ことがたまにあるという。そして「心のうちを書きたくなることなんて、滅多にない私なんですが、今日は書きたくなりました」と告白する。
前田のブログはサービスを提供するアメーバの芸能人ブログランキングで上位の常連になるほどの人気であるが、ブログで弱音を見せることは珍しい。むしろ主演ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス』撮影中など多忙時はブログの更新が途絶えていた。
7月には1週間もブログの更新が途絶えたこともあったが、『花ざかりの君たちへ』の低視聴率や『情熱大陸』での出演態度へのバッシングが精神的に応えていたのではないかとも指摘された。その点で苦しい時にブログを更新しなくなるのではなく、ブログで弱音を見せることはファンに心を開くことになる。コメント欄には「抱え込まずに弱音を吐いていいよ」「あっちゃんが弱音吐いた時はファンの皆で支えます」など温かいコメントが寄せられた。
これに対して、前田は22日10時23分付けの記事「ありがとうございます」で、「皆さん励ましてくれてありがとうございました」と、お礼を述べた。前田と篠田麻里子、小嶋陽菜は朝から猛練習を行い、何とかすっきりできるようになったという。トップアイドルの宿命として何かと逆風を受けることが多い前田であるが、ブログで弱音をさらけ出せるようになったことは大きな強みである。
(林田力)

AKB48「カチューシャ」PVで教師役の篠田麻里子の教育的センス

アイドルグループAKB48の新曲「Everyday、カチューシャ」(2011年6月25日発売)が好調である。発売初週で約133万4000枚を販売し、Mr.Childrenの「名もなき詩」(約120万8000枚)の最高記録を更新した。
AKB48はストーリー性のあるプロモーション・ビデオ(PV)も魅力であるが、「カチューシャ」のPVではメンバー最年長の篠田麻里子が教師役となっている。グループの中でもメンバーを牽引する立場にある篠田であるが、教師として篠田を考えた場合に印象的なエピソードがある。生徒として出演した番組であるが、教師としてのセンスも示している。
それは2011年3月4日放送のテレビ東京系バラエティ『週刊AKB』内のドッキリ企画「ドッキリ女学園」内の出来事である。篠田らAKB48メンバーが生徒役として学園生活の中で、他のAKB48メンバーらからのドッキリを受ける企画である。ヤンキーに扮したAKB48の仁藤萌乃と宮澤佐江が教室に乱入し、篠田に因縁を付けた。
仁藤は篠田を「年増のロリコンか、気持ち悪いんだよ」などと挑発し、宮澤と一緒に「謝れ」コールを始めた。困惑しつつも笑顔を見せていた篠田は突然、立ち上がり、「何で謝らなければいけないんだよ」と激怒した。そして仁藤の持っていた竹刀を奪い取り、「お前が謝れよ」と反撃した。
激怒した篠田に周囲のAKB48メンバーも驚愕した。それまでのドッキリ企画につまらなそうな顔をしていた前田敦子が隣の大島優子と止める相談を始めたほどであった。普段ならば「AKBの良心」と言われる高橋みなみが仲裁役になるが、この場にはいなかった。最後は「先生止めてよ」というメンバーの声を受けて、教師役のカンニング竹山が二人を引き離した。
この周囲が凍りつく激怒シーンは「魅惑のポーカーフェイス」をキャッチフレーズとする篠田のイメージに合わないために話題になった。当時の篠田はフジテレビの月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』にも出演中で、ルームシェアする親友の元婚約者が元彼という複雑な感情がありそうな役どころを文字通り「魅惑のポーカーフェイス」で演じていた。
「ドッキリ女学園」では激怒シーンの収録の後に篠田が「逆ドッキリしてやろうと思って、仕掛けた」と笑顔で説明した。これに対してインターネット上では篠田の怒りが本気(ガチ)なのか演技なのかで議論になった。まず共演者の反応やインターネット上に流出した台本の内容から、篠田の怒りの反撃が予定されたものではないと結論付けられる。
但し、怒った篠田が竹刀で目の前の机をバンバン叩いても、板野友美は全く動じなかった。その後のドッキリ企画では一目散に逃走した板野が篠田の竹刀には動じなかったことから、篠田が竹刀で叩くことを予め知っていたのではないかとする見解がある。これについては、驚きのあまり身動きできなかったとする反論が有力である。
篠田の怒りを本気とする立場は、逆ドッキリならば最後にドッキリであったことを相手に明かすことが普通と指摘する。篠田は「終わらせ方が分からなかった」と釈明するが、それはドッキリとして不自然である。篠田の凶暴な本性に幻滅して推し変(推しメンバーを変更)を宣言するファンも現れた。
これに対し、演技とする立場は福岡出身の篠田が本気で怒る時は方言になるのではないか、篠田が胸につけていた心拍数が上がると点灯するランプが怒った時に点灯しなかったと反論している。また、篠田の怒りが本気であったとしても、あそこまでコケにされれば激怒は当然と擁護する見解もある。そこでは理不尽な要求を断固拒否した篠田を反対に評価する。
実は逆ドッキリと本気の怒りには大きな相違はない。仁藤演じるヤンキーに不愉快にならなければ、わざわざ台本に書いていない逆ドッキリを仕掛けることはない。それ故に計算された逆ドッキリであったとしても、基底には怒りが存在する。問題は怒りの性質である。篠田の批判者は篠田の怒りを最年長メンバーによる後輩イジメと受け止めている。
しかし、そのような見方は番組の設定を無視し過ぎている。篠田批判者は篠田がマジギレして番組の設定を破壊したと主張するが、それならば番組の設定に沿って篠田の怒りを解釈しなければならない。
番組の設定に沿って解釈するならば、理不尽な因縁をつけて粘着するヤンキーへの怒りとなる。この怒りはAKB48のコアなファン層にも共感できる性質のものである。AKB48を含むサブカルチャーの担い手は、ヤンキー的なメンタリティと鋭く対立する(林田力「勢いに乗る韓流(下)」PJニュース2010年11月12日)。
http://www.pjnews.net/news/794/20101109_13
もともと日本はヤンキーという迷惑かつ恥ずかしい存在に対して寛大過ぎた。ヤンキーには荒れるだけの原因や理由があるかもしれない。それ故に非行を理由にヤンキーを退学処分にすることが教育者として責任放棄であるかのようなナイーブな論調も出てくる。
しかし、ヤンキーに荒れる原因があるとしても、ヤンキーが暴走行為などで他人に迷惑をかけることを正当化する理由にはならない。他の生徒の教育環境を維持するという視点に立つならば、ヤンキーの事情を無視して問答無用に排除することが教育者として正しい解決策になる。
他の生徒の迷惑を省みず、教育者にヤンキーの抱える問題に向き合わせることを期待することは、ヤンキーの甘えであり、自己中心主義である。相手がヤンキーだからといって、相手に一目置き、相手の心情を理解して向き合わなければならない理由はない。むしろヤンキーの暴言を逆手にとって硬直的な対応をした方が、ヤンキーに甘えを自覚させることができる。
仁藤が演じた不良少女も甘ったれたヤンキーであった。仁藤は理由なく教師を平手打ちし、自分が不良になった理由を篠田に責任転嫁した。篠田が怒り、仁藤に謝罪を要求したことは人間感情として自然である。甘ったれたヤンキーは硬直的な怒りで全否定することが教育的な対応になる。
それ故に篠田の逆ドッキリは肯定的に評価できる。それでも篠田の逆ドッキリに後味の悪さが残ったことは事実である。篠田自身が「逆ドッキリの着地点を見失った」と認めている。しかし、それは篠田の責任ではない。もし仁藤が篠田の怒りにビビって謝罪すれば逆ドッキリは成功に終わった。ところが、実際の仁藤は篠田の怒りにもヤンキーのふてぶてしさを失わなかった。
仁藤はヤンキーを演じきったことになるが、それがアイドルとして価値があるかは疑問である。AKB48のコアなファン層はヤンキー文化と対立するため、ヤンキーになりきることはアイドルとしての評価を高めることにはならない。むしろ篠田の逆ドッキリの枠組みに乗っかった方が仁藤にとっても成功であった。実際、指原莉乃はヘタレというキャラクターで人気が急上昇し、AKB48で初の冠番組『さしこのくせに』を持つに至っている。

ブログ人気のAKB48柏木由紀は神7を超えるか

AKB48の柏木由紀の公式ブログ「ゆきりんblog〜晴れのちゆき〜」が安定した人気を保っている。2011年4月7日からアメブロに移転したばかりであるが、芸能人・有名人ブログ上位にランクインし、一時は前田敦子のブログを抜いて2位に躍り出た。初期メンバーが引っ張っている印象の強いAKB48の後継世代の注目株である。
柏木は2006年12月の「第3期AKB48追加メンバーオーディション」に合格し、現在はチームBのキャプテンである。柏木は高城亜樹や倉持明日香、佐藤夏希、大家志津香と共にワタナベエンターテインメント傘下事務所に所属している。柏木らナベプロ傘下事務所所属のメンバーは「ワタナベガールズ」として、ナベプロのサイトでブログを開設していたが、3月7日から「ワタナベガールズ」のブログがアメブロに移転した。
アメブロではアメブロ上の芸能人・有名人ブログのランキングを公表しており、柏木ブログのランキング急上昇を確認できる。3月7日の総合ランキングは306位であったが、3月8日は14位になり、3月9日は2位になった。この3月9日の1位は大島優子、3位は前田敦子で、AKB48メンバーで上位3位までを独占した。翌10日は3位に落ちたものの、前田1位、大島2位で依然としてAKB48メンバーが占めた。
柏木ブログの強みはコメントの多さである。アメブロに移転した3月7日から10日までの記事では6000件から13000件のコメントが寄せられている。同時期の大島ブログでは2000件から8000件、前田ブログでは4000件から6000件である。
柏木ブログではコメントを書きたくなるように記事を工夫している。3月8日付記事「柏木カメラマン」では柏木が撮影したメンバーの写真を掲載する。ここでは峯岸みなみと宮澤佐江の写真を掲載したが、他のメンバーのリクエストも募集する。他メン推しのファンもコメントしたくなる記事である。
また、3月10日付記事「豊富*」では自分のニックネームについて論じる。様々なニックネームを紹介した後で、「あなたは私のことを、なんて呼んでますか」と呼びかける。気軽にコメントを書きやすい記事になっている。
その後はアクセス数及びコメント数共に減少し、移転当初の御祝儀アクセスの限界を露呈した。しかも、東日本大震災に際しては「あっ そうそう 皆さん 地震大丈夫ですか」と地震被害を軽く語る失言もなされた(林田力「AKB48プロジェクト義援金にAKB商法への期待高まる」PJニュース2011年3月18日)。

http://www.pjnews.net/news/794/20110317_4

前田ブログや大島ブログとは依然として大きな差があるものの、現在でも総合ランキング10位圏にランクしており、AKB48メンバーのアメブロ開設者では前田、大島、指原莉乃に次ぐポジションにいる。
柏木は2010年の「AKB48 17thシングル選抜総選挙『母さんに誓って、ガチです』」で8位となった。この総選挙での1位から7位までの大島優子、前田敦子、篠田麻里子、板野友美、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜は前回の総選挙でも1位から7位までにランクインし、「神7」と呼ばれる。ブログのランキングでは神7の板野を抜いているが、次期総選挙「AKB48 22ndシングル選抜総選挙」で神7の壁を超えられるか注目される。

AKB48プロジェクト義援金にAKB商法への期待高まる

AKB48プロジェクトは3月14日、未曽有の被害を出した東北地方太平洋沖地震の被災者への義援金受付口座を開設したと発表した。翌15日には日本赤十字社を通じて5億円の義援金を寄付すると発表した。あこぎなビジネス手法と批判・揶揄されることもあるAKB48であるが、ここでは被災者救済のために良い意味でAKB商法の発揮が期待されている。
国民的アイドルグループと呼ばれ、東京都知事選挙のイメージキャラクターになるなど社会的な存在感も増しているAKB48であるが、地震時はメンバーの多くがグアムにおり、状況を十分に把握できていなかった。大島優子は公式ブログの3月11日付記事「心配」で、「日本で大きい地震があったみたいだけど、みんな大丈夫?」と尋ねている。
柏木由紀に至っては公式ブログの3月11日付記事「ゆっき」で自分のニックネームについての話題を書いた後で、「あっ そうそう 皆さん 地震大丈夫ですか?」と尋ねた。この軽さはインターネット掲示板では不謹慎やKY(空気が読めない)と批判された。柏木は12日付記事「あらためて」で「本当にたくさんの被害が出てしまっている大地震。そんな非常事態とすぐにわからなかった自分に、苛立ちを隠せません。」と反省した。
プチ浦島太郎状態であった彼女達にとって、帰国後に知った地震被害は大きな衝撃であった。前田敦子は13日付記事「帰りました」で「大変なことになっているのは聞いていましたがここまでとは…改めて現実を知りました。」と記している。北原里英は13日付記事「帰宅」で「こんなにも揺れたんだ、と思うくらい部屋の中が乱れていて…怖くなりました。」と記した。
そのような彼女達が自分達にできることを考えた結果が義援金である。日本赤十字社に相談したところ、義援金受付口座を開設することになったという。義援金はAKB48だけでなく、姉妹グループのSKE48、SDN48、NMB48、総合プロデューサー秋元康氏の個人事務所「秋元康事務所」、AKB48劇場の運営会社AKSからも集まっている。ファンにも「被災地の方々にファンの皆さまの気持ちもお届けしたい」と募金を呼びかけている。
このAKB48の義援金受付にインターネット上では、募金者に握手券などの特典を付す、メンバー個々人の名前を冠した口座を開設して額を競わせるなどのアイデアが提案されている。また、女性アイドルグループが一体になったチャリティーソングを期待する声もある。

『さしこのくせに』前田敦子との対談でヘタレが空滑り

AKB48メンバー初のソロ冠番組『さしこのくせに〜この番組はAKBとは全く関係ありません〜』の第2回が1月18日に放送された。この番組はAKB48随一のヘタレキャラ「さしこ」こと指原莉乃がプロデューサー・土田晃之の指令で様々な試練に挑戦する「さしこ育成バラエティー」である。前田敦子との対談と大喜利という最初の指令が第2回放送で完結する。
AKB48の中でソロでも活躍しているメンバーと言えば前田や大島優子が挙げられる。その彼女達を押しのけて指原が初のソロ冠番組を取得するところにAKB48の層の厚さがある。AKB48で最初に頭一つ飛び出したメンバーは前田であったが、2010年のAKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」では大島が劇的な逆転勝利を飾った。アイドルらしからぬヘタレキャラに着目して指原が初の冠番組に抜擢されたことも、従前の人気の尺度では考えにくいことである。これら意外感あるドラマがAKB48を飽きさせない要因である。
一方で『さしこのくせに』の最初の指令は前田との対談であり、前田の人気に依存している面もある。前田との対談では前田の自然な貫録と純粋さが目立ち、指原のヘタレぶりは空滑り気味であった。もし指原のヘタレぶりを前田がいじったならば指原的には「おいしい」となろうが、そのような思惑に乗っからない点が良くも悪くも前田のキャラクターである。指原の隠された意図に気付きながらも協力しない前田は芸能人としては冷たいが、それを最後になるまで言わないところには人間として優しさが表れていた。
もう一つの指令の大喜利ではインスタントジョンソンら芸人との共演であったが、ヘタレキャラとは反対に指原は物怖じせずにネタを披露していた。番組は指令をやらされている面が強いが、その中で指原が自由度を発揮して暴走していけば面白くなりそうである。

叶姉妹にパフパフしてもらう大島優子

3月7日のフジテレビ系音楽番組『HEY!HEY!HEY!』において、AKB48の大島優子が叶姉妹の胸の谷間に顔をうずめる衝撃のシーンが放送された。
大島はAKB48の派生ユニット「Not yet」として出演し、トークコーナーで叶姉妹と会った時の動画を流した。「Not yet」は大島と北原里英、指原莉乃、横山由依の「超最強ユニット」で、3月16日リリースの新曲「週末Not yet」も披露した。
大島は昔から叶姉妹に憧れており、会いたかったという。念願かなった大島は叶姉妹の美しさに感嘆する。叶姉妹は緊張する大島にフランクに接し、大島の以下のような大胆なお願いにも笑顔で応じた。
「胸の谷間に手を入れてみたい」
「胸の谷間に、顔をうずめてみたい」
「キスをしてほしい」
大島の願望は変態エロオヤジ的である。同じAKB48の篠田麻里子は大島がオヤジくさいと指摘する。大島はメンバーの二の腕や尻、太モモを触ることが好きなためである。公式ブログ「ゆうらり ゆうこ」でも大島は2011年1月29日の記事「ノットイェット」で衣装担当の女性の胸をわしづかみした写真を掲載し、「癒されます」と記している。この点で叶姉妹とのやり取りは大島らしさが前面に出た映像であった。
叶姉妹に願望を満たしてもらった大島は満面の笑みを浮かべていた。観ている視聴者が楽しくなるほど幸せそうであった。「Not yet」メンバーからもAKB48でも見せない笑顔と指摘されていた。
他の人が同じことをすれば下品になるが、大島優子という特異なキャラクターによって成立する映像である。アイドルが好きな人だけでなく、アイドルが苦手な人でも好感度がアップしそうなシーンであった。

AKB48前田敦子が高熱を押してMステで熱唱

AKB48の前田敦子が4月1日のテレビ朝日系『ミュージックステーション』で38度の高熱を押して熱唱していたことが明らかになった。この日の『ミュージックステーション』は元気になれる名曲をテーマに放送したが、前田の歌手魂に元気をもらったとの声も出ている。
今回はAKB48にとって盛り上がった放送であった。元気の出る名曲ランキングに「ポニーテールとシュシュ」「会いたかった」など複数曲がランキングし、ステージでも「誰かのために」と「ヘビーローテーション」の2曲を披露した。また、トークでもメンバーとEXILEや嵐の過去の接点が明らかにされた。
ところが、不動のセンターと称される前田の扱いは通常とは異なっていた。トークシーンには全く登場せず、最初に披露した曲「誰かのために」でも後列の目立たない場所で登場した。このためにインターネットの実況掲示板では「遂にセンター陥落か」「衣装を隠されてギリギリまで探していたために出演が遅れたのではないか」と心配する声が出た。
その後、曲の後半では前田にセンター的な見せ場があり、2曲目の「ヘビーローテーション」では通常のポジションで披露した。そのために今度は「意表を突いて目立たせる演出ではないか」「大物ぶって後から登場した」と批判された。一方で歌っている前田は精彩が欠けていたために体調を心配する声も出た。
このように疑問のあった前田の出演であったが、放送後に更新された前田のブログ記事によって氷解した。そこでは前田のマネージャーが「スタッフより」と題する記事で前田の病状を説明している。前田は38度の熱があり、点滴をするほどであった。マネージャーは休ませることを考えたが、番組のテーマに貢献したいという前田の気持ちから歌唱のみの出演になったという。

『AKB49〜恋愛禁止条例』第1巻、悪評も取り込む前田敦子のキャラ立ち

宮島礼吏が『週刊少年マガジン』で連載中のマンガ『AKB49〜恋愛禁止条例』第1巻が2010年12月17日に発売された。人気アイドルAKB48の活動に基づきつつ、フィクションが融合した作品である。通常の単行本に加えて前田敦子、大島優子、板野友美、渡辺麻友、高橋みなみの着せ替えカバーがついた特装版も発売された。
『AKB49』は主人公の男子高校生・浦山実が女装してAKB48の研究生となり、活躍する物語である。浦山は片思いの同級生・吉永寛子をフォローするために、女装して「浦川みのり」と名乗り、AKB48のオーディションを受ける。浦山のフォローもあって吉永は合格するが、何故か浦山も合格してしまう。
女性アイドル・グループのマンガ作品としては、モーニング娘。を題材にした『娘。物語』(原作:田中利花、漫画:神崎裕)がある。『娘。物語』がモーニング娘。を理想化する作品ならば、『AKB49』はリアルさを追求する。
AKB48の中で頭一つ飛び出た存在が前田敦子である。『AKB49』の連載開始は8月25日発売の『週刊少年マガジン』39号からだが、当時の前田は苦しい立場に立たされていた。下馬評では首位防衛が確実視されていた6月9日の選抜総選挙で大島優子に逆転敗北したためである。
人気に陰りが見え始めるとマスメディアは厳しいもので、ここぞとばかりに叩かれる。「無愛想」「女王様気取り」「天狗」「傲慢」などと批判された。ライブ前に全メンバーが円陣を組んで集合する際に、一人だけ携帯電話を操作している映像も動画サイトに投稿され、バッシング材料となった。
『AKB49』に登場する前田も上記の悪評を誇張したキャラクターになっている。しばしばサングラス姿の前田も登場しており、いかにも女王様気取りの芸能人という雰囲気である。しかし、一見するとヤル気がなさそうに見えて、実は100%のステージを目指す熱い心を持っていた。
その結果、単にステージに熱心なキャラクターとする以上に前田の魅力が深まっている。悪評も取り込みながら、キャラクターを立てることに成功した。現実の前田は日本テレビ系ドラマ『Q10』もロボットの演技が反響を呼び、ベストセラー『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』の映画主演も決まるなど、勢いを取り戻している。その前田の側面支援にもなっている作品である。

『AKB49 恋愛禁止条例』第5巻、高橋みなみが恋する乙女に

元麻布ファクトリーの原作で宮島礼吏が『週刊少年マガジン』に連載中の漫画『AKB49 恋愛禁止条例』第5巻が、11月19日に発売された。人気アイドルグループを扱った漫画であるが、それにとどまらない面白さがある。

男子高校生の浦山実が女装してAKB48の研修生になるという突き抜けた展開である。この巻では浦山のアイドルとしての成長や実在のAKB48メンバーの一面が盛り込まれ、漫画ファンもAKB48ファンも楽しめる内容になっている。

主人公の浦山は、片想いの同級生・吉永寛子がAKB48のオーディションを受けると聞き、彼女を応援するために「浦川みのり」と名乗って女装してオーディションに参加する。浦川のフォローもあって吉永は合格するが、一緒に浦川も合格してしまう。

その後は「片想いの同級生を応援するために女装して研修生になった」という設定を霞ませるほど、熱いアイドル成長物語が展開された。浦川は研修生活動や正規メンバーらとの触れ合いの中で、アイドルにやりがいを感じていく。浦川の意気込みは他の研修生たちも感化させ、浦川自身は研修生の中でセンターを任せられるほど飛び抜けた存在になる。ライバル役の岡部愛もキャラクターが立っている。

その割を食ったキャラがヒロインであるはずの吉永である。浦川や岡部に比べて存在感が薄くなった。しかし、第4巻のラストで公演直前に吉永が倒れ、吉永をアイドルにするという原点に回帰する。厳しい選択を経ることで浦川はアイドルとして一回り成長することになる。さらに第5巻のラストでは吉永の家庭の問題が予感され、吉永から目が離せない。

『AKB49』は実在の正規メンバーが登場する点も魅力である。但し、フィーチャーされる正規メンバーには偏りが見られる。最も目立っているメンバーは前田敦子で、浦川が男であることにも気づいている節がある。

前田の次に目立つメンバーは高橋みなみである。高橋はAKB48のキャプテンとして、しっかり者のイメージがある。また、男性的なサバサバした性格も魅力である。ところが、『AKB49』の高橋は、みのりを女性と認識しながら惚れてしまい、みのりの前では顔を真っ赤にしてしまう。この巻では高橋と、みのりが観覧車デートをする。恋する乙女になった高橋のかわいらしい一面が描かれる。

さらに、この巻では大島優子が、みのりをチームKに獲得するために動き出す。メンバーの体を触ることが好きとされる大島は『AKB49』でも、みのりの体を触ってくる。『AKB49』は大島が選抜総選挙1位を果たした直後の2010年8月に連載を開始したが、これまでは基本的に前田押しで、前田ばかりが取り上げられてきたが、この巻では大島のAKB48への思いが語られる。(林田力)

ドラマ共演のAKB48前田敦子と柏木由紀が急接近

連続ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』で共演した前田敦子と柏木由紀が初めて二人で夕食を食べたことが二人のブログによって明らかにされた。これまで接点の乏しかった二人の急接近はファンの間でも話題になっている。
前田敦子オフィシャルブログの14日付の記事「終わりにちかづいて」によると、『花ざかりの君たちへ』の撮影終了後に前田と柏木は二人で食事したとする。前田は「初だったので嬉しかったな」と感想を述べている。さらに前日もホテルで同じ部屋だったため、沢山喋ったという。そして「撮影を通してさらに仲良くなれて今じゃ何でも喋れる仲です」と語る。
柏木由紀オフィシャルブログの15日付の記事「どーも」でも、前田と初めて二人で食事したことが書かれている。「なんだか今更ながら、とても気が合う気がするのです」と語っている。前田からは何故か「ゆきりそ」と呼ばれており、それに違和感を覚えなくなったという。
22ndシングル選抜総選挙「今年もガチです」で1位に返り咲いた前田と、「神7」の壁を破って3位に躍進した柏木は共にAKB48の顔であるが、二人の接点は驚くほど乏しい。チームAの前田とチームBの柏木では公演の接点も少ない。
また、同じ1991年生まれながら二人は対照的な存在である。AKB48発足時からの中心メンバーで、AKB48の歴史を体現している前田に対し、柏木は『モーニング娘。Happy8期オーディション』に応募した経歴を持つ。柴咲コウを目標の芸能人とし、アーティスト・女優志向の強い前田に対し、柏木はハロプロ系アイドルのファンで、「一生アイドル」と宣言する。
あまりの接点の乏しさに二人の不仲説まで出てくる状態であった。今回の食事によって不仲説は払しょくされたが、それまで仲が良かったとは言えなかったことは裏付けられた。前田の「今じゃ何でも喋れる仲です」も柏木の「今更ながら、とても気が合う気がする」も、これまでは何でも喋れる中ではなく、気が合うとも思っていなかったことを意味する。
柏木のデビューは2007年であるが、同じグループに所属しながら4年後に気付くことは決して早くない。しかも仲の良さをアピールしつつも、二人の関係には不自然さも見られる。
前田は柏木を一般的なニックネームの「ゆきりん」ではなく、「ゆきりそ」と呼んでいる。「ゆきりん」をカタカナにすると、「ユキリン」で「ン」と「ソ」が似ていることから「ゆきりそ」というネットスラングである。わざわざ他の人と異なる呼び方をすることには、他の人を差し置いて深い関係があることを誇示したい打算的心情が背景にある場合がある。
一方で柏木も前田を「前田さん」「あつこさん」と呼んでおり、まだまだ遠慮がちである。AKB48の人間関係は実に奥深い。

AKB48メンバー愛用のファッション・ブランド

国民的アイドルにまで成長したAKB48。同性のファンも増えたAKB48はファッションも注目されている。もともとAKB48メンバーは一般の芸能人以上に自己のファッションセンスが問われる存在である。AKB48の特徴的なシステムである握手会は私服での出席が基本となっているためである。私服にも気を遣うAKB48の代表的なメンバーの愛用ブランドやファッションにまつわるエピソードを紹介する。
AKB48でファッションセンスに秀でたメンバーと言えば「おしゃれ番長」の異名を持つ板野友美が名高い。AKB48ではレアなギャル系の板野はモデルとしても活動しており、同性からの好感度も高い。秋元康に「イマドキの女の子の代表」として、唯一派手な茶髪が許された存在である。
その板野は公式ブログ「TOMO」で2010年5月28日に「Chuuch」のベースボール・キャップが好きと述べている。このキャップはロゴや文字にスワロフスキーを使用してキラキラと輝く。大島優子にも色違いの物をプレゼントしたという。
板野は今年の1月25日にバッグや宝石のブランド「サマンサタバサ」のミューズ(イメージリーダー)に就任した。6月28日にはモデルの蛯原友里や道端ジェシカらと共に新CM制作発表会に出席したが、他のモデルらと板野の身長差が大きく、インターネットでは「公開処刑」と影口を叩かれた。しかし、板野の魅力はモデルと張り合うことではなく、自分に似合う服を理解し、かわいく見せることであり、それが同性からの支持の要因でもある。
AKB48の顔の前田敦子はプライベートではカジュアルブランド「HYSTERIC GLAMOUR」を愛用しており、私服はロックテイストという意外な一面がある。AKB48での可愛らしさとは異なる私服のセンスへの反応は「クール」「カッコいい」との好感と、「おっさんぽい」との不評に分かれた。
私服のセンスには賛否両論が分かれる前田であるが、北原里英の公式ブログ「さんじのおやつ」によると、北原が7月2日の握手会に前田からもらった服を着たところ、ファンに服装をほめられたという心温まるエピソードがある。前田は男子高校生に扮するドラマ『花ざかりの君たちへ』に主演しており、男前なキャラクターを演じた今後は、クールなファッションも受け入れられやすくなりそうである。
前田と人気を二分する大島優子は「A BATHING APE」を愛用し、公式ブログ「ゆうらり ゆうこ」で2010年10月30日に「APEっ子」と称するほどである。7月2日の「Everyday、カチューシャ」の握手会では曲の衣装に似たAPEのセーラドレスを着るなど、仕事のイメージに連動させている。
AKB48の正統派美人としては伝統的に小嶋陽菜、最近では柏木由紀が急上昇中であるが、ファッションセンスでは「Honey mi Honey」などのブランドを着こなし、ツイッターで画像を掲載する小嶋の圧勝である。
対する柏木はファッションに疎い。5月11日のフレンチ・キス「カッコ悪いI love you!」発売記念握手会では「ファッションに疎くて、ベストをチョッキ、タンクトップをランニングと言っていた」と告白した。柏木にはワンピースのイメージが強いが、それも「服の組み合わせができないから」と酷評される。
変なファッションという点では高橋みなみも負けていない。高橋のトレードマークはリボンである。『魔女の宅急便』のキキや『ドラえもん』のドラミちゃんに負けないようなインパクトあるリボンを付けることも。本人にはこだわりがあるが、「変」「外した方がいい」と言われることも。小嶋陽菜によると、「私服が変」と指摘しても高橋は頑固で周りの意見を聞かないという。(文=林田力)
初出:林田力「通販でも買える!? AKB48メンバー愛用のファッション・ブランド」日刊サイゾー2011年8月1日

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